1847年(日本の江戸時代)に、イギリスのヘンソンが刃の部分を台に取り付けたT字型安全カミソリを開発、日本では、その43年後の1890年に初めてT字型のカミソリが作られるようになりました。
この当時、まだ、ヒゲソリ最大手のジレット社は誕生していません。
世界NO.1のシェアーを誇るジレット社1901年の創立以来1世紀にわたり、世界最大のグルーミング製品メーカーとして、革新的な製品を世に送り出してきました。
その創業は、1900年頃、旅回りのセールスマンだったキング・ジレット(ジレット社創業者)は、ある朝、旅先の宿で自分のカミソリを落としてしまった。
そして、カミソリは折れて真っ二つとなってしまった。
この折れたカミソリから二つになった刃の背中同士をくっつけて、片刃のカミソリを両刃のカミソリに変身させるというアイデアを思いついた。
そして、妻に電報を打ってこう告げた「心配事はすべて忘れていいぞ。僕たちは金持ちだ」。
1ヵ月後、ボストンに戻って会社を興し、両刃カミソリのプロトタイプを作り上げ、売り出した。
最初の年、売れたのは3本だった。
次の年は、7本だった。
だが、キング・ジレットはますますこのすばらしい両刃のカミソリに入れ込んでいった。
その次の年には、11本売れた。
数年間、こうした状況が続いたがキング・ジレットの執念は衰えなかった。
友人は、こうからかった。「やあ、キング。君のカミソリの売れ行きはどうだい」
数年間もまともに飯が食べられなかったのに、キングの執念が衰えないのがすごい! そして、運命の女神が味方した。
第一次世界大戦が始まり、ジレットは汽車でワシントンに向かい、軍隊にそのカミソリを無料で提供すると提案。もちろん無料だから大歓迎。ジレットは配りまくった。やがて刃が切れなくなり、替え刃が必要となり、その年ジレットは100万枚売った。
その後、1946年ディスペンサーシステム、1960年プラチナコーティング刃、1971年カミソリ革命深剃2枚刃、2001年女性用3枚刃、2006年世界初の5枚刃など永年培われてきた研究と開発技術の結晶は、ジレットをシェービングマーケットの世界的リーダーとしてきた。 もし あの時 諦めていたなら・・・

